【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】パリ・サンジェルマン(リーグ・アン)とキリアン・エンバペの状況は、より複雑化しているようだ。
パリ・サンジェルマン(PSG)は、FWキリアン・エンバペとの契約延長に向けて「あらゆる選択肢を検討」しているようだ。
2017年にPSGへ加入し、クラブ最多得点記録である212ゴールを奪うエンバペ。しかし今夏の去就が大きな話題となっており、現行契約が残り1年に迫る中で1年間の延長オプションを行使しないことを公言。
新シーズンもPSGでプレーする意欲を示しているが、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は「フリーで出て行くことはできない」と断言するなど、状況は複雑になっている。
そして、PSG側は2025年までの契約延長のために「あらゆる選択肢を検討」しているようだ。フランス『RMC Sports』によると、上層部はそれが全関係者にとってメリットになると信じているという。
同メディアは、PSG上層部の狙いを指摘。仮に退団は避けられなくとも、来夏の移籍市場で巨額の移籍金を獲得するために契約延長を模索しているという。
また金銭面以外でも有利な条件を提示し、さらに誤解を避けるためにも2024年の退団を書面で定める可能性もあると伝えられた。
一方でエンバペにとっては、年俸と1年間の残留によるロイヤリティボーナス合わせて2億ユーロ(約308億円)と報じられる巨額を手にできるようだ。現在エンバペは休暇中であるが、17日にはプレシーズンに合流予定。
その後に選手の側近とPSGが話し合いを行うことになるようだ。今後の動向に注目が集まっている。
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